2013年8月20日火曜日

8月16日(金)

神戸の六甲高校の生徒諸君が宮古へ支援活動に来てくれました。
先生を説得し、自分たちの思いを叶え、宮古に来ることとなりました。頭が下がります!
震災のつめ跡や現地の方たちの「生の声」を聞き、まずは学びを深めることとなりました。

YMCAのボランティアセンターで
震災当時の映像や様子を聞いた後、
実際の現場に足を運びました。

まずはセンターの近所にお住まいの
菅原さんのお話をお聞きしました。
まずは現場を歩き、当時目の当たりに
した様子を説明してくださいました。
後ろはJR山田線の落ちた鉄橋です。
橋脚の上には何も乗っていません。
菅原省司さんは日本屈指の探検家でも
あり、世界で5番目に北極点到達し、
女優の和泉雅子さんを連れていくほどの
実力の持ち主です。
話の節々に、厳しさや鋭さを感じるのは、
偉大な経験の重みに裏付けられた言葉だからでしょう。

探検の経験に基づく生き方や大切なこと、
宿命と運命の違いや、知恵についてなど、
生き方について投げかけられました。

国内ではほとんど触ることのできない
貴重なものを触らせてもらいました。
写真はセイウチの牙です。

長いのはイッカクの牙(犬歯)です。
ここまでの長さはあまりありません。
ずっしりの重さ。

この後も浄土ヶ浜、田老、小堀内漁港の津波の跡を視察に行きました。

また夜には宮古教会牧師の森分先生にも震災の話をお聞きしました。残念ながら、話に聞き入り、写真をとることを忘れてしまいました…。

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