2013年6月4日火曜日




鍬ケ崎 花プロジェクト





以前にもお知らせしました、鍬ケ崎地区の花プロジェクトの流れです。
何度もミーティングや調査などを繰り返し、やっとここまでたどり着きました。
まとめてのご報告で、ページ数が多くなりましたが、最後までご覧ください。


 候補地の最終決定  3月19日
小学校の目の前の土地に決定。子どもたちの通学路であり地域の方の通る場所(写真下)
浄土ヶ浜へのバス道。地域の方も通るし、観光客へも鍬ケ崎の思いを見てもらえる。


土の様子、見晴らし、人通りなど調査中です。



              学校前                      どこから流れてきたか、チューリップ


試し掘り 5月30日
★植える土地の決定★
土地の所有者を探し、所有者の許可を受けた場所の試し掘りをしました。

実際に掘り、がれき、土質、どれだけの量の土を入れたらよいか。
どれくらいの大きさにするか、マーキングをします。

作業中、近所のおばさんが
「何してるの?」
「ありがとうね!」

「コーヒーどうぞ」
休憩にいただきました。
たくさんの方とお話し、楽しい休憩時間をすごしました。

お近くのお母さんが震災(津波)のお話をしてくださいました。
生の体験談はやはり言葉に重みが感じられます。


 植え付け準備   5月31日

2か所分の土の材料を購入し、明日の植え付けに備えます。



室内で大切にカップ発芽したもの、地植えしたものを段ボ―ルに植え替え、嫁入り準備


  ついに 植え付け当日!    6月1日
岩手大学、地元宮古商業高校、宮古水産高校のみなさん、そして地元のお母さんも飛び入りで参加してくださいました。
夏の青空に大輪のひまわりが風になびく… そんな光景を思い浮かべながら頑張りました。

まずは堅い土を掘り、大きい石を取り出しました。 ガラスやスプーン、生活のものが出てきます。 津波の記憶が掘り出されました。





使い慣れない道具で四苦八苦。すぐにガッチン、ガッチンと石にぶつかります。


花壇のまわりの草刈りも大変な作業。



はらぺこでおにぎりをいただきます。
おにぎりもYMCAに来てくださる地元のボランティアさんが朝から握ってくださりました。
すじこ、梅、おかか ・・・ うまい!


肥料、黒土、赤玉を入れ、土をブレンド。
鍬さばきが上手になり、作業がはかどってきました。


いよいよ植え付け。
大切に大切に「根」を守って運ばれた苗を丁寧に植えます。
ここからが 苗のふん張りどころ!


苗が並び、眩しいお日さまを受けました。


2か所のひまわり畑の完成!


ここまでできるのに、数倍のみなさんの労力があります。

みなさん、ありがとうございました。
これからのお世話もたくさんの方のご協力をお願いいたします。

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