2012年8月7日火曜日

8月6日(月) 浄土ヶ浜・田老視察 フラメンコと宮古太鼓の夕べ

今日は青山学院女子短期大学被災地支援チーム「Blue Bird」の活動最終日です。
午前中は浄土ヶ浜周辺と田老のエリアを視察し、午後はグリーンピア三陸みやこ体育館にて、「フラメンコと宮古太鼓の夕べ」を開催いたしました。

午前中は視察、そしてちょっぴり観光もしました。
浄土ヶ浜観光遊覧船のデッキにて。朝の臨時便です。
今日は波も比較的穏やかでした。 出航後、遊覧船と取り囲むようにたくさんおウミネコたちがやってきて、皆さんはパンの餌付けを楽しんでいました。























前々回と前回の訪問の時と同じように、甚大な被害のあった田老地区に行きました。10mもの高さがあるエックス堤防に上り、360度変わり果てた町の様子を見ました。「津波がこの堤防を越えてくるなんて信じられない。」
階段にあった津波によってねじ曲がった手すりは外されて無くなっていました。



















たろう観光ホテルです。外観を見ると、建物の被災状況もそうですが、4階部分の右2部屋のエアコンの室外機が、津波の勢いで大きく左側にずれています。 (残念ながら写真ではわかりませんが・・・。)
その後非常階段より中に入って、6階のお部屋で、ホテルの社長さんに、そのお部屋から震災当日に津波が襲ってくる様子をおさめた貴重なビデオを見せていただきました。
外側にあった建物と一緒に、10mの防潮堤を乗り越えてくる様子を見て、今回の津波のすさまじさを思い知りました。それはそれは私たちの想像を超える津波の様子でした。
当時の様子を伺い知ることができる建造物が次々に取り壊されていく中で、このホテルの存在はとても貴重です。ぜひ後世に残していっていただきたいです。




















グリーンピア三陸みやこの中にある田老仮設住宅で、一軒一軒声掛けと「フラメンコと宮古太鼓の夕べ」へのお誘いをしました。 接した皆さんはとてもあたたかい人たちばかりでした。





































本日の会場の、グリーンピア三陸みやこ体育館です。午後6時30分の予定時間より少し遅れてスタートいたしました。まず最初は「Blue Bird」の皆さんによる合唱です。


















フラメンコのコンサートが始まる直前に、
「皆さんもっと近くて見やすいところに移動して下さい。」という出演者からのご要望があって、全員でゾロゾロと椅子を持って前へ移動しました。

まず最初に、盛岡ガールズによるフラメンコです。


















フラメンコのコンサートの様子です。
真ん中にいらっしゃるのが、日本では著名なフラメンコダンサーの大塚友美さんです。
大塚さんが青山学院女子短期大学のご出身というご縁で今回のコンサートが実現いたしました。
後ろ右手が、フラメンコギタリストの鈴木尚さん、その左側が三枝雄輔さんです。





















こちらは盛岡ご出身の中田佳代子さんです。 2010年より希望郷いわて文化大使に就任されています。




















終わりに近づくと、見に来ていたお客様も飛び入り参加してみんなでフラメンコを楽しみました。
みなさんで、オーレ!





















そして、後半に入って佐々木さんによる宮古太鼓の演奏が始まりました。これからフラメンコと宮古太鼓がどのようなハーモニーを奏でるのかとても楽しみです。






















いよいよクライマックスはフラメンコと宮古太鼓のコラボです。






















今回のコラボレーションは初めての試みでしたが、とてもよくマッチングして、大迫力の演奏パフォーマンスでした。とても感動的でした。





















最後は恒例となりました、出演者とボランティア全員で記念撮影です。




















<今日ご参加いただいた方々>
引き続き、青山学院女子短期大学被災地支援チーム「Blue Bird」の皆さん、 被災地にクライマーを送る会、大人と子供のための読み聞かせの会の皆さん、 地域にお住まいの関係者の方々、
どうもありがとうございましhた。

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